かころぐ

旅行記録と日記と漫画の感想。ネタバレもあります。

ぬるめた55話というかちあかがに関する叫びみたいなもの

 ぬるめた55話がきららベースで公開中です。大変おすすめです。

 

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 かがりの千明への感情が明らかになった回です。43話以降かがりと千明のことが気になって気になって仕方がなかったのですが、ついに、といった感じです。

 出来れば43話(4巻)を読んだ後に今回の55話を読むのがいいと思います。

 

 当時の感想は、こちらです。

kakoyuu.hatenablog.com

 

 みなさんは読んで世界が変わったようなお話ってありますでしょうか。わたしにとって、ぬるめた43話がそれにあたります。1時に目が覚めたのでMAX更新日だったし読むか~って軽い気持ちで読んだらあまりの衝撃に朝まで寝られずそのまま仕事に向かいました。もともとぬるめたは大好きだったんですけども、43話以降春日井かがりに脳を焼かれ、かがりと千明の関係についてずっと考えるようになりました。もちろん今もずっと考えています。

 勉強も先生に聞けばいいのに千明に聞くし(モンブラン回)、調理実習もうちの班やべえ!ってなったときに真っ先に千明に助け呼んでましたからね。かがりの千明への信頼度は間違いなく高いと思ってました。での43話だったので新しい世界への扉が開いたわけです。

 そこからいろいろちあかが妄想したりSS書いたりするようになりました。今までSSとか書いたことなかったですからね……これは間違いなく43話の影響です。

 

 

 からの55話です。

 43話の時点で、かがりが千明を意識しているのは明確で、その感情はラブ、ライク、リスペクトどれなんだろ~どれでも最高だけどって思ってましたが、55話を読んで思ったよりラブの度合いが強くてびっくりしました。そしてさらに脳を焼かれてしまいました。周りにもバレバレだし海行くこと断られてガチ凹みする春日井かがり、宗円千明への愛が強すぎる。

 かがりから千明への感情、ラブ、ライク、リスペクトの中でだいぶラブが強いぞということが分かったわけなのですが、個人的にはこのラブはリスペクトの上に成り立っていると思うんですよね。宗円ってなんでもできるすげ~から憧れ的な念になってそこからラブになっていったみたいな感じで……わたしこういうの大好物なので…………

 付き合いたいとかそういう感情もあるでしょうが、なんかもっと仲良くなりたいとか宗円のこと知りたいとかそういう感情もかなり強いと思います。付き合いたい的な思いはあっても鴉越と千明の関係性は付き合いもかなり長いし重々承知だと思うし…………

 

「逆に、鴉越さんって宗円さんとどういう関係なの?」

(ずっと気になってたけどなんとなく聞けなかったやつきたー!ナイス七倉!)

 やっぱり気になってんじゃん……咲樹菜の「幼馴染」って回答に目が点になってたけど

 

「勉強教えてもらうだけの関係なのもなんかさって思ってて…」

 ふ~ん……………………いいじゃん…………………………

 

 

 

 そもそもなぜちあかががぶっ刺さったのかと言いますと、千明もかがりもすごい好きだからってのがまず第一にあります。そこで43話のちあかがプリの経緯を思い出して真っ赤になるところが、もう、すごい好きで………… 青春か????って感じ。わたしは青春もの大好きなので。

 

 それと千明に対するかがりの挙動ですよね。

 かがりってクールというか普段割とかっこいいポジだと思うのですが、千明を目の前にすると途端に挙動不審というか恋する乙女になるのというこのギャップが最高です。

 そしてその挙動不審さも43話の時点で咲樹菜とくるみには見破られているという……

 勉強もするし部活もするし友達と遊ぶし恋愛もする春日井かがりさん、高校生活というか青春を謳歌しすぎている。最高。

 結局は青春ということに帰着するのですが、でもあのかがりが千明の前で様子がおかしかったりたじたじになるのがもう本当に好みに刺さって…………

 「よ…え…おっ…こん、こんばんは」←このセリフが全てすぎる。ちあかがの好きなところがこの一言に詰められています。

 

 で、かがりからの千明への感情のデカさもですけど、千明へのかがりへの感情も決して悪くなさそうというのもちあかが好きポイントの一つにあります。ここの比重もかなり高いです。

 デカいラブはまあ一方的ですが、あの人見知りの千明がかがりについてはまあまあ話せているのすごいいいじゃん……ってなりました。

 何よりあの千明がかがりの名前を憶えていたところがとてもいいと思っています。顔すら知らないor顔は知ってるけど名前が出てこないクラスメイトもいる中、「春日井さん」って呼んでたのは割と衝撃を受けました。そして千明からの印象も悪くなさそうなの、めっちゃいいじゃんって思いました。

 周囲も咲樹菜は「かがり」、くるみは「かがりちゃん」呼びですからね。詩雪は「春日井さん」って呼ぶんでしょうがその機会はほぼないと思うので憶えていたってことだと思うんですよ、千明が。最高じゃん。

 しかも4巻冒頭の描きおろしで千明のかがり評が「まあ確かにこの人はまあまあ喋れるイメージ」ですからね。千明が。

 中学のときもなんだかんだいって一緒にゲーセン行ってるしなんならふたりでプリクラも撮ってますからね。

 まあ海行くのは断られてますけど。しゃーない。宗円千明さん出不精だから……

 なので千明もかがりのことを憎からず思っているところはあると思うんですよね、いいじゃん…………

 

 そして55話ではみんなに千明へのラブ感情のほかにも、それが周りにバレバレだったのも分かったわけです。咲樹菜からもくるみからも、ゆうかからも言われるかがり、最高じゃあないですか。

 ゆうかにとっても親友のかがりにそういうとこがあったり、咲樹菜にしても長い付き合いのかがりがそれこそ親友以上の千明のことを好きなのが面白いんでしょうね…………

 「へえ!?ちあきと海に行きたいとな~!?」

 「ちあきと一緒に遊びたいとな~!?」

 のくるみと咲樹菜の表情が輝きすぎている。めっちゃいい表情じゃん、咲樹菜そんな表情できたのか……イキイキしている咲樹菜面白すぎる。からの

 「はあ!?ダルいダルいダルいダルい」←ここのかがりかわいすぎ。

 千明を目の前にたじたじなかがりだけでももう大好きなのにこれからは咲樹菜たちが外から見守ってくれるようになるのはもう最高すぎますね……外野って言っていいのかわからないですが、ちあかがに外野という存在ができたのも55話いいじゃんって思うところであります。43話は咲樹菜とくるみがちょっと離れて話してるくらいでしたが今回は直でぶっこんできましたからね。最高。

 時にはからかいつつも温かい目で見守ってあげてほしいですね…………

 

 ちあかが、本当の本当に大好きです。こかむも先生、本当にありがとうございます。

 春日井かがりさんは、頑張ってね………………