上関町の八島に行ってきました。前々から行こう行こうとは思っていたのですが、いかんせん島内の簡易郵便局が火曜木曜休みで自分の休みと郵便局の営業日を合わせる必要があったので遅くなってしまいました。本当は10日に行こうと思ったのですが、思ったより風が強かったのと寒かったのとで家から出た瞬間止めよってなって今日まで延びてしまったのはあります。
八島へは上関からフェリーが出ています。柳井港から祝島行きのフェリーに乗って室津で降りれば安いのですが、フェリーが遅れた瞬間終わるので柳井から上関(室津)まではバスを利用しました。まあ結果フェリーでも間に合ったのですが、結果論です。
室津港は祝島に行く時も使ったので使い勝手は分かっています。さて、かみのせき丸に乗って出発です。本当はバイクでも良かったのですが、帰りにメロンブックスでぬるめた4巻を買う時にバイクを停める場所問題が発生するので…
↑祝島の記事です。
八島は人口19人、面積は4.16平方キロメートルの小さな島です。簡易郵便局があるのが奇跡と言えるような人口です。
上関から1日3往復ありますが、朝の便は早すぎて町外からは使いにくいため、基本的に使えるのは日中の2往復、特に往路は昼の1便のみとなります。今回は往復ともに2便目を利用しました。滞在時間は2時間半です。
八島港に到着しました。港には待合室と島の看板があります。特にといった観光地はない島ですが、それだけにこういう看板は助かります。島の中心部は港からちょっと離れた位置にあり、郵便局もそちらにあるらしいので中心部に向かいます。
思ったのは……家の壁に絵がたくさんあり見た目がとても賑やか!ちょっとびっくりしました。一軒だけではなく、何軒にもあったので島ぐるみなんでしょうね。しかも鬼滅の刃の絵もあったので結構アップデートもされてる……壁に塗るというよりは板に塗ってそれを貼り付けている感じっぽいですね。へ〜面白い。
簡易郵便局は八島ふれあいセンターの向かいにあります。左が簡易郵便局です。ちなみに島で唯一?のポストもありました。1日2回(朝と昼の船)での集配だから頻度はかなり高いですね、1回じゃないんだ……
局員さんは船で八島へやってくるようで、営業時間が10:45〜16:00となっているのが特徴的です。局名印と和文印を捺していただきました。
まずは島の中心部を散策します。集落の南部は斜面になっているので簡単な山登りみたいな感じです。高台に登って集落を見下ろすと島の様子が分かりやすいですねー、楽しい!八島は高低差があり島が何個か繋がっているように見えますが、これ全て1つの島なのです。
島の北の端に行くには奥に見える山を登らないといけないのですが、片道1時間かかるらしいのでさすがにそこまで時間はありません。なので、山の手前まで行くことにします。途中で写真もぱしゃぱしゃ撮っていきます。
電柱とか漁協とか、八島の名前を冠しているものはなるべく押さえておきます。なかなか行けない場所ですからね。
海岸沿いを歩いていて思ったのですが、海辺の石がかなり大きいですね。砂浜というよりも礫浜というやつでしょうか?海は透き通っていて綺麗です、周りに物音もなく波の音だけがただ聞こえていて心地よかったです。一瞬車の音かとも思いましたが……港に面している道路以外は車が通れそうな道路はないため車も少ないのですかね、原付ならなんとかなりそうだけど坂もそれなりに急なのでどうなのか。
八島八十八カ所に到着しました。八島の細いところに鎮座しています。最初は見当たらずあれ?と思いましたがちょっと高いところにありました。航行の安全もお祈りしてもう少し先に進んでから引き返します。
まだちょっと時間があったので八島小学校跡へ。校舎はなくすでに更地ですが、伊方原発から近いためモニタリングポストが設けられています。八島小学校の文字も発見。昭和61年に閉校らしいので本当に大昔ですね……八島は上関小学校の小学校区らしいです。確かにダイヤ的には通学出来ますが、通学する生徒はいないでしょうね。
時間が過ぎるのはあっという間でそろそろ船が出る時間なので待合室で乗船券を購入します。往路とは違うタイプですね。船に乗り30分、室津へ戻ります。
室津港は道の駅上関海峡と隣接しています。お昼はこの道の駅でいただきました。瀬戸あなご天丼です。
時間を持て余すかなーと思っていたのですが、思ったより時間がなかったというか北の端の八島神社までは行けませんでした。結構時間がカツカツでした。やっぱり定期的に島巡りはしたくなりますね。
道の駅上関海峡→柳井→岩国→西広島→紙屋町西と乗り継ぎ、無事メロンブックスでぬるめた4巻を手に入れました。特典つきがギリギリで危なかった……
Yahoo!検索で安い順に出てきたこの経路で紙屋町に向かったのですが、広電乗り継ぎポイントを西広島ではなく宮内串戸(宮内)にするとさらに150円安くなることを途中で知りました。確かに、柳井からの距離になると運賃の上昇スピードが広電の方が鈍いので早いうちに乗り換えた方がさらにお得なのはその通りです。次回は多分ないですがちょっと教訓ですね。まあICOCAなら西広島で降りるのを宮内串戸で降りることに変更すればよいだけなので関係なかったんですけど記念にって紙のきっぷを買った以上西広島まで行く必要があったんですよね。今回のちょっとした反省点です。
でも、特典の残りがギリギリだったから結果オーライだったかも。まあ大損とかではないし、結局西広島から始発の3号線で座って紙屋町に向かったので問題ないです。
路面電車に乗るの久々だなー……と思いましたが、ツユのライブのとき乗ってましたね。普段乗らないから乗るたび久々感があります。