かころぐ

旅行記録と日記と漫画の感想。ネタバレもあります。

京阪津探索記③ 新地湯(中書島駅)

 

 中書島駅から歩いてすぐのところにある新地湯さんです。

 1931年開業という歴史のある銭湯です。新地の名から察することができるように、かつでは中書島には遊郭が数多くありました。いまは遊郭どころか再開発により花柳街だった痕跡を思わせる建物もほとんど残っていませんが、この新地湯は数少ないその名残の1つです。

 入湯料は490円、シャンプー等はありませんので、持参の必要があります。貸出もしているみたいです。

 さすがに銭湯の中を撮るわけにはいかないので文字だけになりますが、なかなか趣があって楽しいです。牛乳とかの飲み物の冷蔵庫があるのもいいですね。

 お湯は温泉ではありませんが、伏見の井戸水を使っています。伏見と言えば酒蔵がたくさん建ち並ぶ、名水で名が知られた土地です。水なんてそんな簡単にわかるものなのか?と思ってましたがこれはすごい!いい水だということが素人目からでもわかります。贅沢だ……銭湯に入ってこの満足感は味わえるものではありません、湯船に浸かる時の幸福感たるや。

 土曜の17時頃に行きましたが、かなり賑わっていました。そりゃ賑わう時間だな……

 ここは定期的に入りたいお湯ですね。駅から近いのもいいです。中書島は気になるお店がたくさんあるのでまた近いうちに行こうと思います。

 

 

 記念の絵葉書も売ってます。京都の銭湯、この絵葉書ある銭湯ちらほらありますよね。いいと思います(買う)

 

 

 煙突に書かれている「新地湯」の文字が良いですね、こういうところからも雰囲気が出ているの良い……