かころぐ

旅行記録と日記と漫画の感想。ネタバレもあります。

0泊3日釜山旅行記(釜山編)

 

 

 日帰り釜山シリーズ釜山編です。 はまゆう編はこちら

 

 

kakoyuu.hatenablog.com

 

 入国審査を終え釜山港で解放されました。さて、ここから釜山観光です。

釜山駅

釜山駅内部


 釜山港から釜山駅までは歩いて10分くらいです。初めて降り立つ国で真っ先にやりたいこと、そう、乗り鉄です。最近はカブ買ってからご無沙汰ですが、やっぱり鉄道があるなら乗りたいです。

釜山駅

 というわけで乗ります。ムグンファ号大田行きです。大田まで行っても良かったかもしれませんが、とりあえず次の亀浦(グポ)までにします。窓口できっぷを買ったら「グポ!?」と言われました。まあ、真っ当な反応ですが……指定席券売機もあるし操作もできるのですが、肝心のクレカが対応していませんでした。

釜山駅きっぷ売り場

ムグンファ号のきっぷ


 さて釜山駅構内です。韓国の鉄道は基本的に信用乗車だそうで改札はありません。全車指定だからですかね、地下鉄や都市鉄道は自動改札があります。そして乗るムグンファ号はこちらです、電気機関車がいいですね〜

ムグンファ号大田行き

ムグンファ号大田行きのサボ

釜山駅に停車中のムグンファ号

ムグンファ号車内


 車内も見た感じは日本のものと大きく変わらないイメージです。リクライニングもあるのいいですね。

 釜山どころか韓国が初なので全てが新鮮です。お店とか道路標識とか看板とか……これ見るもの見るもの初めて見るものばかりなのはなかなか刺激的で楽しいです。

 そしてそんなこんなで亀浦に到着。ハングル・英語表記の他に漢字表記もあるのが嬉しいですね(漢字オタク)

 亀浦で降りる人はまあまあいました。安いのと、釜山駅から地下鉄で行こうとすると乗り換えが必要で面倒だからかもしれません。

亀浦駅

亀浦駅に停車中のムグンファ号

亀浦駅

地下鉄水営駅


 亀浦からは釜山地下鉄で東へ向かいます。途中乗り換えてBEXCO駅へ。ここの駅は釜山にある釜田と蔚山の太和江までを結ぶ東海線が運行されています。こちらにも乗りたかったので。

BEXCO駅

 BEXCOから太和江の手前にある望陽行きで南倉まで。こう見るとハングル表記以外は日本の駅そっくりですね。

BEXCO駅

車窓から見えた日本海

南倉駅に到着


 途中日本海を眺めることもできます。南倉に着いたら今度は釜田行きムグンファに乗り換えます。太和江から釜田方面のムグンファは東海線が開通してから減便されたらしいですが、うまく時間が噛み合って良かったです。釜山→大田→大邱→釜田の乗り鉄旅とかでも良かったかもですね。

南倉駅を発車した電車

南倉駅

南倉駅きっぷ売り場

南倉駅前

南倉駅改札

ムグンファ号のきっぷ

ムグンファ号釜田行き

センタム駅に停車中のムグンファ号

ムグンファ号釜田行きのサボ

釜田駅に到着したムグンファ号

釜田駅


 釜田に着きました。さすがに大きいですね、貫禄があります。さて、釜田からは釜山の繁華街である西面まで歩きます。地下鉄で1駅なので地下鉄に乗っても良かったのですが、繁華街を歩いてみたかったこともあり。

釜田駅

 釜田駅の周辺は釜田マーケットタウンという露店が立ち並んでいます。何も調べてなかったのでびっくりしましたが市場みたいなのは好きなので歩いていて楽しかったです。釜田から西面まではザ・繁華街みたいな形で人通りも車通りもたくさんでした。その中でもバス専用レーンがあるのが印象的でした。我が広島にも通勤時間帯はバス(・二輪・タクシー)専用レーンがありますが、こういう分離された本格的な専用レーンができると理想的ですね。高陽方面のバスとか時間読めないですからね


 釜田から西面まで歩いている間はなかなか楽しかったです。韓国の道路看板も日本と大きく変わらないんだな〜とか釜山駅の案内にある電車のモデルはなんなんだろうとか見ていてこれは面白いです。 7は国道でしょう、24と7101は何……?7101って番号大きすぎますね、北海道でも1000番台までだしたぶんこれ国で一単位なんでしょうね。

釜山の案内看板 電車は何モチーフ?

 

 西面にはアニメイトがあります。せっかくなので覗いてみました。アニメ化作品を中心に日本の韓国語版の漫画も置いてあります。きらら系もまちカドまぞくとかスローループとかゆるキャン△とかぼざろとか……ぼざろ6巻ってつい最近発売だったと思うんですけど韓国でももう発売されてて驚きました。わたしはまちカドまぞく4巻が好きなのでこちらを購入しました。ぬるめたはありませんでした、残念。

 西面は繁華街だけありレストランもたくさんあります。その中でも今回はケミチブさんでテナガダコとエビとホルモンの炒め物(鍋)を頼みました。日本語のメニューもあるので安心です。

お昼は西面

テナガタコとホルモンとエビの炒め物(鍋)



 真っ赤ですね。辛さ控えめのはずなのに辛い!水が一気になくなる!でも美味しい!

 ご飯の器をどんぶりにして鍋からよそってご飯と一緒に食べる!という形だと思うのですが、これが良いです。ご飯に鍋の出汁が染み込みますし具と一緒に食べるのが中々。これはいい料理を見つけました。ご飯ある上にうどんも追加してるのでお腹いっぱいです。エビもタコも良かった……

 西面からは地下鉄のポムネゴル駅まで歩いて、1号線に乗り土城に行きます。釜山港の手続き時間を考えても2時間くらいは時間がありそうなので地下鉄からアクセスのいい南浦エリアで考えていましたが、その中で甘川文化村に惹かれたので最寄駅である土城で下車しました。

ポムネゴル駅から地下鉄に乗車

土城駅で下車


 しかし駅から甘川文化村までの道が急……あまりにも急勾配でした。ここまで急な坂は記憶にありません。しかも駅から甘川文化村までの1.5kmくらいずっと急坂なのもびっくりです。歩いていくところではないです。ちなみにバスはちゃんと走ってます。少なくとも歩いていくのはおすすめしません、見終わってからの釜山港で動けなくなりました。

土城駅から甘川文化村へ

勾配がおかしい

修行?



 しかし着いた時の感動といったら!色とりどりの家が立ち並ぶ姿はまさに圧巻でした、ここまで歩いてきて良かったなと。

 甘川文化村のルーツは朝鮮戦争時に戦禍を逃れて釜山へやってきた人たちが住む場所を求めて斜面を開墾したことにあるそうです。その景観が芸術家の目に留まり、村興しの企画が立ち今ではこうして観光地となっています。

甘川文化村に到着

 

 




 路地を撮影したりお土産にポストカードを購入したりしてから土城駅に戻ります。帰りは幾分楽ですが、それでも高低差がありすぎて膝がおかしくなりそう……

 土城駅まできたらいい時間になっていたので、そのまま地下鉄で釜山駅へ。釜山駅の中をちょっと覗いてから港まで歩き、乗船手続きをします。本当はもう少し動きたかったのですが、甘川文化村往復で足というか膝が悲鳴を上げていたので入国手続きの時間までベンチに座ってました。

 あとは入国手続きをして乗船するだけです。

釜山港に到着

 0泊3日の釜山旅行でしたが、とても楽しめました。韓国の鉄道にも乗れて韓国語の漫画も買えてグルメに舌鼓も打てて大満足です。次は麗水とか済州とか大田とかに行きたいですね。